仕事を変えたら行く前の日や朝に、胃に違和感を覚えたり涙が出てきたりするようになった。つまりブルーマンデー。サザエさん症候群。
仕事に何かストレスがあるわけではなく、新しい環境に慣れることが苦手なのだ。数ヵ月は胃薬と友達 ^^
サザエさん症候群を調べていて、ストレス対処法を予めリストアップすることが大事だと書いた記事を読んだ。実行した結果、たくさんの私の味方を見つけた。
好きな香りのアロマオイル
引き上げてくれる音楽
癒してくれる漫画
チョコレート
私に害をなすもの、攻撃してくるもの、私はすぐに敵とみなす。いつも細く長くいびつなトゲをバリバリしているハリネズミ。
でもこの作業をしたことで、私の味方いっぱいいるんだ、となり、ちょっと強気になった。
胸が少し軽くなり、深呼吸できた。
明日も頑張ろう、とかは思わない。
大丈夫、大丈夫と唱える。
KOKIAさんの『大丈夫 だいじょうぶ』を頭のなかで流しながらね。
私自身、うつ状態だと言われたことはあるから
やりたいのにできない
体が思うように動かせない
気持ちの問題なんかじゃない
それは分かってる。
でもだからって残された側は
本人は辛かったよね
仕方がないよねって
肯定して受け入れなきゃならないんだろうか。
もう死んでるのに。
私は生きていかなきゃならないのに。
逃げたのは向こうなのに。
自分の心をきちんとケアできている人は
認めることができるんだろうか。
私は私のことが最優先だ。
追い込まれて逃げた人が憎い。
缶ビール、紙タバコ、肉まん、Airpots、救急車、川、包丁
どれも兄を思い出す。そんなきっかけがなくても毎日思い出しているけれど。
これらのトラウマに関して、私は何も対策していない。病院でもカウンセリングでも話さない。次兄に関することを口頭で人に話すことはまだ難しい。まだ。いつかその時が来る気もしない。向き合いたい気持ちなどないから。
自死遺族になって思ったことや考えたことを発信していきます。それ以外の日々のことでフツーに思ったことも書きます。
基本的に私がただ話したいことを垂れ流す予定ですが、同じ気持ちの人を見つけたい方や、または違う考えを見つけたい方のためになったら嬉しいなとも思っています。
おそらく多くの自死遺族の方がそうであるように、私も自分を責め、兄が死を選んだことに納得し、憤慨し、悲しみました。今もそれを繰り返しています。つまり「喪失のプロセス」をぐちゃぐちゃ辿っています。
その中でいつも行き着く結論があります。
兄は運がなかった。人が死ぬのは運がないから。
事件、事故、病気、どれも可能性を高める日頃の行いはあると思います。でも健康に気を付けていれば病気にならないわけではない。ガン細胞に好かれるかどうかは運が大きいと私は考えます。
兄は生きがいを見付けられなかった。心残りを見付けられなかった。
私も兄が死ぬ前からずっと希死念慮に取りつかれています。けれど生き続けているのは、残された側の人間を思うと死ねないから。そういう人に出会えるか、そう思えるか、それは運なのではないでしょうか。
それにしたって自己中心的な人しか自死は選べないとは思います。最期に自分のことが1番大事な人。これは兄への憎しみがこの考えを強めている気もしますが。
