バグのつぶやき

自死遺族のつぶやき。でも色んなこと書くよ

自死遺族

自死遺族になって思ったことや考えたことを発信していきます。それ以外の日々のことでフツーに思ったことも書きます。

 

基本的に私がただ話したいことを垂れ流す予定ですが、同じ気持ちの人を見つけたい方や、または違う考えを見つけたい方のためになったら嬉しいなとも思っています。

 

おそらく多くの自死遺族の方がそうであるように、私も自分を責め、兄が死を選んだことに納得し、憤慨し、悲しみました。今もそれを繰り返しています。つまり「喪失のプロセス」をぐちゃぐちゃ辿っています。

 

その中でいつも行き着く結論があります。

兄は運がなかった。人が死ぬのは運がないから。

事件、事故、病気、どれも可能性を高める日頃の行いはあると思います。でも健康に気を付けていれば病気にならないわけではない。ガン細胞に好かれるかどうかは運が大きいと私は考えます。

兄は生きがいを見付けられなかった。心残りを見付けられなかった。

私も兄が死ぬ前からずっと希死念慮に取りつかれています。けれど生き続けているのは、残された側の人間を思うと死ねないから。そういう人に出会えるか、そう思えるか、それは運なのではないでしょうか。

それにしたって自己中心的な人しか自死は選べないとは思います。最期に自分のことが1番大事な人。これは兄への憎しみがこの考えを強めている気もしますが。